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去勢・避妊
去勢・避妊について

愛すべき猫たちの「避妊・去勢」をどうすべきかは、飼い主たちがしばしば頭を悩ます難問の一つである。
子猫が生まれても自宅で飼えないし、どこかでもらってくれるところも見つからない。また、恋の季節に異性を求めて戸外をさまよい、猫同士のケンカや交通 事故、また、野外に暮らす猫たちから、万一、猫エイズ(猫後天性免疫不全症候群)や猫白血病ウイルス、あるいは猫伝染性腹膜炎など、治療の困難な、一命に かかわる感染症をうつされたら、どうしようか。
それならばと、愛猫の避妊・去勢手術を受けようと決意する人も少なくない(なかには、発情期の尿スプレーな どの「問題行動」を抑えるために実施することもある)。
一方、避妊・去勢手術で愛猫のからだにメスを入れるのはかわいそうだ。“自然”のままに、子猫を産み、育てさせてあげたいと、避妊・去勢手術をためらう人も少なくない。この問題は、基本的に、それぞれの飼い主家族が、じっくりと話し合って決断すべき重要なテーマである。
しかし、そのとき、考えていただきたいことがある。現在、日本では、一年間に、いわゆる“殺処分”される猫たちが約三十万匹にのぼるという。そして、その約8割が生後間もない子猫たちである。もちろん、そのなかには野外で暮らす野良猫たちの子孫も多いに違いない。けれども、どこかの家庭で生まれた子猫た ちが“殺処分”される事例もきわめて多いのである。
そのような、この世に生まれてすぐ、不幸な運命にもてあそばれる子猫たちを少しでも減らすためにも、避妊・去勢の問題をしっかりと考える必要があるのではないだろうか。

- 去勢と不妊手術をした後の猫は?
オス、メスともに確実におとなしくなる。オスは外にでなくなり、怪我を負うことも少なくなる。
去勢、不妊手術を行うと、以下のメリットがある。

- マーキング(尿スプレー)を行わなくなる。
- 発情期の鳴き声がなくなる。
- ケンカをほとんどしなくなる。
- 交配による病気(FIV等)がなくなる。
- 穏やかになる。
- 交配による病気(FIV等)がなくなる。





